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活動報告

U.S.-Japan Business Dialogue

Kenji Kushida

10月1日に、経団連、北カリフォルニア日本商工会所、ジャパン・ソサエティーが主催したイベントで、基調講演の機会をいただきました。場所はBay Area Councilというサンフランシスコ市内にあるシンクタンクの本社で、なんと船の上にあります。

今回のカンファレンスは日本企業がどのようにしてシリコンバレーとwin winの関係を作っているのかというのがテーマでした。

私の基調講演では、日本企業がシリコンバレーを活用するにあたっての仕組みや戦略の類型、そして具体事例から見る日本とシリコンバレー企業のwin winコラボのパターンを10個ほど出しました。まもなく発表するレポートのメインポイントを紹介した形です。日本企業とシリコンバレーのコラボはこれから非常にエキサイティングな時代に突入しつつあります。カーネギーのプロジェクトで色々なコラボ例にスポットライトを当てていきます。

パネルにはMUFGの大西さん、川崎重工Physical AI Centerの山口さん、伊藤忠ITCVenture Partnersの木村さんが、それぞれの取り組みについて紹介されました。

イベントの概要は以下の経団連の記事からご覧いただけます。

https://www.keidanren.or.jp/journal/times/2026/1015_12.html


2026 IMF Roundtable on Economic Developments and Prospects for Japan

Kenji Kushida

9月24日に国際通貨基金(IMF)が主催する「2026 IMF Roundtable on Economic Developments and Prospects for Japan」に招待され、パネルディスカッションに参加する機会をいただきました。

IMFは、日本経済や経済政策、マクロ経済の動向について、非常に質の高いレポートや分析を継続的に作成しています。今回招かれたセッションは、「AI、イノベーション、実質賃金:日本はフロンティア技術を幅広い生産性向上につなげられるか」というテーマでした。今、カーネギー国際平和財団で展開しているInnovative Japan, Global Japanのテーマとも重なり、こういう場で具体的なケースから大きな話を作り上げるタイプの議論を進めていく私の研究とフレーミングをインプットする機会に恵まれて光栄でした。

旧友のUlrike Schaede教授による最近の分析や、Selahattin Imrohoroglu教授の非常に示唆に富む見解を直接伺えたことも、大変有意義でした。

日本は非常に深刻な課題に数多く直面していますが、一方で、AIをはじめとするフロンティア技術を実際に導入、活用していくことで、現実的に大きな成長余地を生み出せる分野も多く、いくつかの取り組みを近いうちにご紹介できるよう準備しています。


Toyota Innovation Summit 2026

Kenji Kushida

9月16日に豊田市のトヨタ本社で開催された「トヨタ・オープンイノベーション・サミット」で、基調講演を務めさせていただきました。

サミットは大盛況で、2日間の日程で各日、インパーソンだけでも約250名が参加し、世界中から25社以上のトヨタ系VCの投資先企業が駆けつけ、トヨタグループ各社からも多数の参加があったので色々な出会いの場となりました。

今は各方面で激動の時代であり、既存の自動車業界という枠よりも大きな形でユーザーの価値観が変化している最前線であるシリコンバレーから、忖度無しで直球を投げ込みました。

講演後も様々な分野や課題について深く掘り下げて議論することができて嬉しかったです。日本の中核産業のメインプレーヤーとして尊敬し続けているトヨタグループには次の競争の土俵でも勝って欲しいからこそ色々インプットさせていただきました。

スライド52枚を30分ちょっとでこなしたので、消火栓から水を飲むような感覚を含めて、今のシリコンバレーからのスピード感をお伝えできたと思います。

私の基調講演は二つ目で、その前には著名なフィジカルAI系などに非常に強いシリコンバレーのVC、アダム・グロッサー氏の講演でした。モビリティ、インフラの最前線の知見と、その根底にある考え方は刺激的でワクワク感がある一方で、私としはそれを聞いていたら日本に直面している状況に対して危機意識を強めました。フィジカルAIは日本が強いんじゃないか、という発言を色々聞きますがこれを本気で掘り下げて、具体的に何の根拠があり、その強みは実際にどこにあり、どのようにスケールし、どうやったらもう見え始めているディスラプションを避けられるのか、という解像度が高い議論と戦略の必要性を感じました。

USJLP 2026 in Palo Alto

Kenji Kushida

7月26〜31日に日米リーダーシップ・プログラム(US-Japan Leadership Program)がPalo Altoで行われました。そのプログラムの主要部分を、私が所属するカーネギー国際平和財団のカリフォルニアオフィスでホストしました。

日米リーダーシップ・プログラムは毎年日米両国からそれぞれ28〜42歳の若手リーダー20名を集め、濃密な学びと絆を深める1週間を提供するプログラムです。参加者のバックグラウンドは、防衛・安全保障から芸術、政府機関、NPO、テクノロジー、ビジネスに至るまで多岐にわたっており、参加者は主要な課題に取り組むほか、両国が直面する最重要課題をテーマとしたダイナミックなワークショップやパネルディスカッションに参加します。

参加者は2年にわたって、「デリゲート」として1週間のプログラムに参加することになります。2年間の参加を経てデリゲートは「フェロー」となり、その数は現在500名を超えています。私も2014/2015にデリゲートとなり、その後もフェローとしてプログラムに関わっています。

日米リーダーシップ・プログラムの前半はデリゲートのみを対象とした集中的なプログラムで、後半は有志で集まったフェローとデリゲートの交流と学びの場となります。

デリゲートが集中的に議論をする日曜日〜水曜日のプログラムをカーネギー国際財団のオフィスでホストしました。私は冒頭のKeynoteでプログラムに関してフェローの立場で説明をし、デリゲートは4日間の濃密なプログラムをスタートさせました。

また、木曜日に行われたフェローも参加したイベントでは、シリコンバレーについてのブリーフィングも少し行う機会に恵まれて光栄でした。

多くの準備を伴い、本当に濃厚な1週間でしたが、デリゲートの皆さんが互いを知り、刺激を受け合う中で、私自身も彼らと知り合うことができたことは素晴らしかったです。

TMIP講演 2026/7/3

Kenji Kushida

7月3日に東京駅前の新丸ビルのEGGでカーネギー国際平和財団とTMIP (Tokyo Marunouchi Innovation Platform)との共催で私の講演とカーネギーのJ-SV (Japan - Silicon Valley Innovation Initiative)主催の交流会を開催しました。私はTMIPのアドバイザーをしています。

講演タイトル「トランプ政権とAI戦国時代 ~政策とテクノロジーの最前線を探る~」

Mythos級のAIで鮮明になってきた新しいエンジニアリング・サイクルにどのようにして向き合うのか。ツールだけではなくて地政学的な立ち位置としてのAIの方向性を理解するための技術、企業、業界構造、政治経済、それに加えて極めて重要な少数のリーダーの人物像のDeep Dive。そして今のご時世では様々なグローバル経済のチョークポイントが「武器化」される現状を踏まえた上でのアメリカ政府のFable 5 停止命令が何を意味するのかなど、色々カバーした1時間半の講演でした。

交流会は様々なJ-SV協賛企業やTMIPメンバー企業の重役やオープンイノベーション担当者などがコミュニティーを作る場となり、講演テーマが引き起こしたディスカッションや、業種を超えたペインポイントの共有などによって普段は物理的に近くても組織の壁に阻まれてあまり会えない人たちが集まるきっかけになったと思います。

三極委員会2026 in Tokyo

Kenji Kushida

5月16,17日に14年ぶりに東京で開催された三極委員会に参加してきました。

三極委員会(Trilateral Commission)は、1973年にデビッド・ロックフェラーの呼びかけで発足しました。当時グローバル経済で急速にプレゼンスを高めていた日本、アメリカ、欧州の3地域が、さまざまな連携を通して信頼関係を構築し、世界の自由貿易と民主主義、政治経済の安定を推進していく組織として生まれ、現在はアジア、北米、欧州の3地域がメンバーです。

参加者は政界、財界のトップリーダーやオピニオンリーダーで、ダボスと違うのは、現職の政治家がメンバーではなく、クローズドでチャッタムハウスルールに則った議論がなされるためポジショントークが少ないことです。(ゲストとして会議に現職の政治リーダーは招かれますが、メンバーではありません。)

毎年の総会は持ち回りで、アジア、欧州、そしてワシントンDCを巡ります。

私は、若手の「デビッド・ロックフェラー・フェロー」という新しいグループができた時の一期生だったため、10数年前から参加しています。これまでにワシントン以外では、ベルリン、ソウル、ローマ、シンガポール、パリ、ブリュッセルなどでの会議に参加してきました。

ほとんどのセッションは、やはりAIが中心。アメリカからOpenAIとAnthropicの重役も来ており、人類がいかに未知の領域に猛スピードで加速していっているのかが伺えました。地政学のテーマでも、AIの進化によって劇的に変わった戦場のロジックや、それによって国家の「力」がどう変わるのかなどがテーマに上がりました。また、トランプ政権の一期目と二期目の中国へのスタンスが大きく異なるという点や、欧州中央銀行の元トップからみたステーブルコインのポテンシャルと現状のリスクなどについての話もありました。

世界を動かしてきた人たちや、これから自国や地域で大きく活躍するであろう人が日本のどういう側面に関心を抱くのかを知ることは重要で、時にはインスピレーションをもらえます。同時に、もっと日本の世界向けナラティブを変える具体的なケース、考え方、フレーミングなどを提供したいという気持ちを強くさせられます。

初日の若手向けプログラムでPKSHA Technologies CEOの上野山さんと、アメリカのDefense Innovation Unitの前トップでAppleの重役も務めたDoug Beck氏とのFireside Chatもモデレートさせていただきました。

G1 Silicon Vally 2026

Kenji Kushida

4月15,16日に開催された第4回G1シリコンバレーは大盛況でした!

AIと地政学という両軸をテーマとし、日米関係の今後を考えたり、人間とAIがどのような関係構築を考えていくべきなのかなど、非常の濃厚なセッションが盛りだくさんでした。これまでの仲間や友達に加えて新しい出会いも多く、1日半とは思えない濃厚な時間でした。

日米関係と地政学についてのパネルのモデレートをさせていただき、日本からは河野太郎先生(Zoom)を始め、非常にパワフルな方々で日本とアメリカ、シリコンバレーの今の関係、これからの関係の選択肢、志や企業コラボの具体例などを議論しました。

パネルの動画は以下のリンクからご覧いただけます。
https://www.youtube.com/watch?v=mZL2KUM_rQ8

CIGS講演:シリコンバレーの衝撃的な自動運転のリアル

Kenji Kushida

3月24日にCIGSで講演を行いました。

テーマは「シリコンバレーの衝撃的な自動運転のリアル:日本の社会課題解決に向けて」です。

自動運転の世界はもう来てます。すでにシリコンバレーの大部分(サンフランシスコからサンノゼの通称Penninsula、半島側の大変)がエリア内で、私が住んでいる家の前までも来ます。しかも12月から高速道路も乗れ、サンフランシスコ空港(+サンノゼ空港)も行けます。

イノベーションの力学として重要なポイントはいくつもありますが、「事前には想定していなかった様々なユーザーの価値観が、新しいユーザー体験によってあっという間に変わってしまう」というものがあります。15年前はカメラ無しで携帯のみでの家族旅行は想像できませんでしたが、今は逆です。事前にいくら聞いても、価値観が変わった後の意見や価値観は出てきません。普段、慣れているところを質の高い自動運転で走るとそれまで気付きようがない新しい数多くの価値観の変化に遭遇します。

これも技術の進展と浸透を理解する(促す)上で重要なポイントですが、もはや拡散は技術だけではなく規制、そしてそれを動かす政治力学の話になってきました。(技術と政治経済を専門にしているのでそう見えるのは当たり前ですが。笑)そしてもちろん、競争の土俵自体がまだ定まっていないので、誰が誰をどのようにコモディティー化するのかはこれから熾烈なバトルが色々な形で繰り広げられるでしょう。

そして何よりも、日本での少子高齢化、過疎化で移動周りのペインポイントが深まる中、こういった仕組みをできるだけ拡散させるのが急務だと思ってます。

そのためには政治的に魅力的なストーリーも重要です。例えば「強い日本と強い経済」に移動が妨げとなってはいけない。また、「地方創生」や「地域経済を活性化させる」という文脈でも移動というペインポイントを解決する術として最重要です、という論調。或いは、このままでは高齢化する地方、郊外は「お年寄りに残酷な社会」となってしまうので、それを回避するための大事な取り組み」というストーリーもありかもしれません。

講演の動画は以下のYoutubeリンクからご覧いただけます。
https://www.youtube.com/watch?v=1zgD7f4-Org

G1 Summit 2026

Kenji Kushida

G1サミットに参加しました。場所は北海道のルスツで、いつもながらとっても濃厚なセッションの連続でした。

全体セッションで日本とアメリカの関係についてのパネルに光栄ながら登壇させていただきました。いつもお世話になっている河野太郎先生と神保謙さんと共に、吉川有美さんのモデレートでガンガン聴衆にインプットしました。タイトルは「AI・グローバル時代の新たな外交・安全保障」というものだったのですが、これには現政権の力学を把握するのが不可欠なので、その辺について解説しました。

翌日には分科会で衆議院議員の堀井巌先生、スタンフォードの筒井清輝さんとのセッションで「トランプ時代の日米関係」というセッションにも登壇の機会をいただき、モデレーターのATカーニー関難茂さんとコントリビューターの本田圭子さんとご一緒しました。

日本を良くしようという、とんでもなくバイタリティーに満ち溢れたコミュニティーに10年ほど前から参加させていただき、たくさんの出会いを導き続けるグロービスの堀さんの活力と行動力には感謝の言葉しかありません。

動画を含んだパネルの詳細は以下からご覧いただけます。
https://globis.jp/article/6dxr7s2rubno/

Chey Institute主催Trans Pacific Dialogue

Kenji Kushida

2月20−21日に、ワシントンDCで開催された、韓国のChey Institute主催のTrans Pacific Dialogueに招待されました。

このTPDには日本と韓国から多くの参加者が集まり、アメリカの現・前政権関係者やシンクタンカーなどと非常に密度の高い意見交換が行われました。

特に印象深かったのは、シリコンバレーの中枢で活躍する教授とサンフランシスコのスタートアップCEOによるAIのセッションで、AI革命の最前線に立つお二人の視点は、AIを安全保障や地政学的の議論に今まさに必要とされているものでした。

データの制約や、モデル学習における新たな技術フロンティアを考えると、「規模こそがすべて」という現在の生成AIパラダイムがいつまで続くのかは定かではありません。でも、それと同時に本格的なAI革命はまだこれからです。

Trans Pacific Dialogueのアジェンダ等は以下のリンクからご覧いただけます。
https://tpd.chey.org/agenda.php

第二回 日韓ラウンドテーブル

Kenji Kushida

12月9日にカーネギー・カリフォルニアにて、日韓スタートアップ政策ラウンドテーブルを開催しました。
このイベントは日韓両国の総領事館の後援によって実現し、両総領事の挨拶で幕を開けました。

日韓協力と聞いてシリコンバレーを最初に思い浮かべる人は多くありませんが、現在、両国がスタートアップエコシステムの促進に積極的に取り組み、シリコンバレーのイノベーションエコシステムとの連携強化を進めていることを考えると、このような形でシリコンバレーを通じて協力を深めることは、関係構築や人的交流の強化、相互学習にとって極めて有効だと感じています。

さらに、こうした関係はたとえ政治的な向かい風があっても耐えうる基盤となりえます。

私は以前から、両国が共通して深刻な課題、例えば高齢化、ブルーカラー人材不足、生産性向上の必要性、そして人口減少が進む地方の持続可能性といったテーマにおいて、日韓が協力することは大変有意義だと述べてきました。これらの課題にシリコンバレーを通じて取り組むこと、さらにはカリフォルニアの一部地域(特に内陸部)が類似の課題を抱えていることを踏まえると、協力の可能性はさらに広がると考えられます。

今回、シリコンバレーのエコシステムについて、また、シリコンバレーが日韓協力の持続的なプラットフォームになりうる点について、私からも簡単に枠組みとなるコメントを述べる機会をいただきました。
両国の総領事館がこのように協力し、すでに次回の企画に向けて動き始めていることを本当に嬉しく思います。

今回の参加者は30名以上にのぼり、以下の組織が参加しました。

  • 韓国側:KOTRA SV、KIC SV、IBK Changgong、KOSME ほか

  • 日本側:JETRO、JIC、NEDO、AIST、愛知県 など

また、日系とシリコンバレーのエコシステムをつなぐ新たな動きとして、日本の科学技術・知的財産をシリコンバレーに持ち込む、政府資金も含む非常にエキサイティングな新VC、AN VenturesのKen Horne氏も参加してくれました。

多くの参加者はシリコンバレーに来たばかりで、これから活動を本格化させる段階にありましたが、有意義なつながりが数多く生まれ、これからが楽しみです。

アイディール・リーダーズ勉強会登壇

Kenji Kushida

10月22日にアイディール・リーダーズのクローズドな経営者勉強会で登壇しました。

「激動する世界と日本企業の未来:トランプ2.0とシリコンバレーからの示唆」というテーマで話をしました。

講演の内容をまとめがアイディール・リーダーズ社のウェブサイトに掲載されているので、宜しければご覧ください。

https://ideal-leaders.co.jp/blog/executive-seminar-principles/

Plug and Play Japan Summit 2025登壇

Kenji Kushida

10月22日にプラグアンドプレイのJapan Summitで基調講演を行いました。

部分最適化だけでは大きな価値は作れない、両利きの経営はシオマネキという例えが分かりやすくてそこから色々解説、本当にユーザーやお客さんのお客さんのペインポイントに寄り添って解決するのが一つの大事なSV流の考え方など、シリコンバレーから学べるイノベーション関連の話をしました。

STech I Forum 2025登壇

Kenji Kushida

双日テックイノベーションが主催するカンファレンス、STech I Forum 2025にパネル登壇しました。

私は「シリコンバレーに学ぶAI事業戦略の本質~企業の“稼ぐ構造”はこう変わる~」というタイトルで話しました。

モデレーターはシリコンバレーにいらっしゃった榎本さんで、Sojitz-Tech Innovations USA社長の新田さんとのパネルを行いました。

Tカンファレンス2025登壇

Kenji Kushida

日本時間の10月6日に、「未来を語り、運送・物流業界をアップデイトする一日」というテーマのTカンファレンス2025に登壇しました。

私は「AI革命と物流の未来:激変の時代、価値の作り方に向けてシリコンバレーから学べること」というタイトルで話をしました。

オンラインでの登壇でしたが、会場の方から私の講演は非常に新鮮でアイオープニングだったという感想が多く寄せられたようです。

物流に特化したイベントでの登壇は初めてでしたが、少しでも新しい風を吹き込めたとしたら嬉しいです。



Toyota Motor Europe 講演

Kenji Kushida

9月26日に、ベルギーのブリュッセルにあるToyota Motor Europeで講演する機会を頂きました。

”Value Creation Amid Global Distruption-激動の時代の価値の作り方”というテーマで話をしました。

日本企業のヨーロッパ支社で、シリコンバレーのイノベーションに関して英語でお話ししましたが、様々な視座が存在する中での講演は、私にとっても学びが多くとても有意義なものとなりました。

JWIBA講演

Kenji Kushida

シリコンバレーでの女性活躍を推進するNPO、JWIBAでパネル登壇の機会をいただきました。

トピックは「不確実性が高まる世界で通用するスキル」で、持ち時間が5分だったので、私から紹介するスキルは3つに絞りました。

1つ目はクリティカルシンキング(批判的思考を訳されることが多いのですが、それは直訳で、意訳すると本当は「批判」ではなく「常に分析的な思考」です。)で、情報が溢れる現代社会において1)誰がこの情報を発信しているのか、2)なぜこの情報を発信していると思われるのか(発信側に何の得があるのか、3)発信側のビジネスモデルは何なのか(クリック稼ぎなのか?など)、4)なぜ信憑性があるのか、などといったことを論理的に考えていく力です。

2つ目はフレーミングです。人間は重要とそうでないもののフィルターと因果関係の思考モデルを作って世界を理解します。物事はフレームによって見方が変わります。例えばスマートフォンを電話でななく、プラットフォームと考えられなかった携帯電話メーカーはディスラプトされてしまいました。生成AIは今までの知識を学んでいるし、既存のフレーミングで何か聞いても新しいフレーミングを作り出したり、実情を捉えたフレーミング込みの答えは根本的に異なる手法の技術にならないと出してこないと思います。

3つ目が多文化コミュニケーションです。コミュニケーションには言語よりも深い複数の文化的要素があります。Culture Mapというとても役立つツールがあり、これを私流に紹介してます。例えば言葉以上にコミュニケーションが深いハイコンテクストなのか(日本)、言葉の意味のみで進めるローコンテクストなのか(アメリカ)、意見が対立するときはその場で反対意見を言うべきなのか別の場で伝えるべきなのか、組織はヒエラルキー形なのかフラットなのか、意思決定はトップダウンなのかコンセンサス重視なのか、などがあります。これらの要素を理解することでコミュニケーションがとりやすくなります。

これらの要素はAI時代にも役立つスキルだと思ってます。

静岡新聞さんがイベントに関して記事を書かれたので、共有します。


スキルとマインドセット編「未来をひらく”学び続ける力”」を獲得する。JWIBA サマーサミット2025再録:https://bc.at-s.com/kiji/feature_well07

コペンハーゲンビジネススクール向け講演

Kenji Kushida

コペンハーゲンビジネススクールのエグゼキュティブ・プログラムをスタンフォード裏の高台にあるカーネギーの施設に招いて講演しました。

日本企業と共通する問題意識も多く、フレーミングやディスラプション、AIの進展と浸透(生成AIだけではなく最近は家の前やアパート群の奥の方まで来てくれる衝撃的なクオリティーの自動運転なども)がイノベーションだけではなくて政治経済の力学に左右されることやそれをどうやって変えていけばいいのか、そしてシリコンバレーエコシステムについてもお伝えすることも多く、議論も濃厚でした。

少ない人口で常にハイエンドを目指す産業と人材育成の取り組むを進めるデンマークから日本が学べるものはとても多いと昔から思ってます。

Woven by Toyota 講演 2025/6/19

Kenji Kushida

6月19日にWoven by Toyotaの日本橋オフィスで講演しました。

「Navigating Cross-Border Organizations and Framing the Future- Value Creation Amid Global Disruption」というタイトルで、英語で行いました。
これほどの規模で、ここまでインターナショナルなチームが東京で色々なことを進めている姿勢は素晴らしいと思いました。
講演はオンラインもリアルタイムで中継され、でヨーロッパなどからも200人近く参加したと聞いてます。

貴重な機会をいただけて、大変光栄です。